ENCORE(配信限定)

ANTIQUE HAUS RECORD AHRC-0002

 

収録曲:

01. She's Got A Way(Billy Joelより)

02. Ave Maria(Shubertより)

03. The Long And Winding Road(The Beatlesより)

04. Moon River(ライブバージョン with 榊原大)

05. Can't Help Falling in Love(ライブバージョン with 榊原大)

 

共演:

Anna York Astwick - エグゼクティブ・プロデューサー

坂本諭加子 - プロデューサー

新日本フィルハーモニー交響楽団

榊原大 - ピアニスト

坂本諭加子 - ピアニスト・編曲・シンセサイザープログラミング

楠木由希子 - ピアニスト

近藤和明 - ピアニスト・編曲

岩谷耕資郎 - ギターリスト

村上聖 - ベーシスト

板垣正美 - ドラマー

Juliette Lee - ピアニスト

藤木和人 - 編曲

配信限定ミニアルバム(DSDレコーディング)

公式サイト限定先行配信開始

 

キングインターナショナル時代にリリースされ、新日本フィルとの共演でデビューを飾った楽曲を中心に、今やクラシカルクロスオーバーを牽引する歌手として、各方面から評価を獲得した歌唱で、自ら発表したシングル曲をセルフカバー。また、テレビ番組やラジオで放映され、好評を得た曲を新たにレコーディング。加えて、大好評を得た、『千葉ライトクラシックス2016 古屋博敏 with 榊原大』のライブより、アンコールで演奏され、即興性の強かった『Moon River』と、ライブを締めくくるにふさわしい、優美に演出された名曲『Can't Help Falling in Love』を収録。

企画から1年の時を経て、待望のリリースです!

Liner notes

『青臭さ』

デビュー当時の自分には、正に当てはまる言葉と言えるでしょう。スタジオワークはよくわからず、プロデューサーや

ディレクター、そして何よりもプロの共演者たちにオドオドしながら音源を制作したものです。それが最近ではすっかり

スタジオ慣れし、音源制作は日課となりルーティーンをこなしています。共演者たちも常に素晴らしい方々に恵まれ、

その度に刺激や指摘を受け続け、成長を維持することが出来ていると実感しています。

以前は楽曲に感動しながらの音源制作など不可能で、とにかくプロの厳しい現場に自らが立つことで精一杯でした。周囲を

見渡すことなど何も出来ておらず、とにかく前へ進むことのみに意識は過剰に集中していたと思います。それ故に、歌唱は

委縮し意図しない部分も多々ありました。通常アーティストは、過去リリースした音源を聴きたがりません。それは自らが

常に進化し続ける為、必ず反省点が見つかり聴いていられないというのが本音です。勿論自分もその中の一人ですが、多少

余裕の出てきた昨今、4年半前のデビュー当時を思い出したくなり、CD音源を聴いてみたところ、一生懸命さも情熱も感じ

られるのですが、プロとしての演奏としては『まだまだ』というのが感想でした。ただ、音楽に走っている内容自体は共感

でき、この音源をこのまま眠らせてしまうことは残念だと思い立ち、再リリースを決めました。本来もっと長いインターバル

を経て、再リリースを行うのが通例ですが、『ENCOLE』というタイトルを思い立ち、再リリースと共にテレビ放映などで

使用されてきた『Ave Maria』、またライブのアンコール曲を新たな音源として加え、感動的なミニアルバムへと昇華できたと

思っております。

現在はボストンのバークリー音楽大学で再度学んでいますが、Music Productionコースにて得た、学術的に体系化され尚且つ

芸術的に鍛えられた感性も用い、またこの4年半で著名な先輩アーティストたちに鍛えて頂いた成果を、皆様にお届けできれば

幸いです。

 

 

 

1 . She' Got a Way - from Billy Joel 編曲/藤木和人・坂本諭加子

   

  ビリー・ジョエルのデビューアルバム、『コールド・スプリングハーバー』に収められている、印象的なバラードです。

  この曲は、憧れのビリー・ジョエルと仕事を共にしたとき、余りに印象に残っているエピソードがあります。

  僕はビリー・ジョエルの為にピアノをブッキングする役目を依頼され、指定された場所でピアノと共にビリーを待ってい

  ました。緊張感漂う部屋に彼は現れ、僕に見向きもせずピアノを弾き続けていましたが、そんな彼を僕は傍らで見続けて

  いました。そのうちふと気付いたこととして、彼がいわゆる日本でも売れた『Piano Man』や『Honesty』『My Life』

  などの著名な曲ではなく、無名時代の曲を立て続けに弾き続けていることから、何かの思いを感じずにはいられません

  でした。また、世界のスーパースターらしく、彼の姿は荘厳であり気安く近付けるようなものではありませんでした。

  勇気をもってビリーの下へ行き、『あのー、あなたの長年のファンでして、この曲は当時お金がなくて、奥様に曲を

  プレゼントしたものでしたよね』との一言から、『よく知っているじゃないか、Hiro!』といった具合に話が展開し、

  彼のピアノ伴奏で一緒に歌う機会に恵まれ、共に歌ったShe's Got a Way を自らもデビューシングルで取り上げました。

  原曲の4ビートを主体とした楽曲構成とは余りに異なる編曲で、ピアノのアルペジオを重視した優美な仕上がりに

  なっていることと思います。また、シンセサイザーとオーケストラをふんだんに使用し、新しい方向性を打ち出す

  音源へと昇華させました。デビューシングルにも収められていましたが、一から音源を作り直し、また歌録りもやり直す

  ことで、新しい息吹を曲に注ぎ込みました。

  

  

2 . Ave Maria - from Schubert 編曲/坂本諭加子

  

  テレビやラジオ出演の折には、必ず演奏・若しくはトークの後ろで流させて頂いてきた楽曲です。

  余りに知られているクラシックの名曲を、如何にアレンジするかが問われましたが、シンセサイザーをふんだんに使う

  ことで、全く新しい世界観を垣間見て頂けるかと思います。

  シンセサイザーの演奏は、その殆どが即興演奏で収録され、ピアノは旧来からの楽譜が使用されました。

  即興とシューベルト自らが作り上げた楽譜を使用し、現代の最新鋭の機材・演奏法を駆使するとともに、クラシカルで

  伝統的なピアノ奏法の融合を果たすことで、幻想的に仕上がられた現代風のAVE MARIAを楽しんで頂ければ幸いです。

 

 

3 . The Long and Winding Road - from Beatles 編曲/近藤和明

 

  She's Got a Wayと同じく、デビューシングルに収められた楽曲です。

  ビートルズが解散の折、ポールがジョンに送ったメッセージが歌詞の原型言われており、哀愁漂う曲調の中には、自らが

  今後歩む道について、苦慮するポールの姿を映し出しています。

  この編曲では、哀愁と共にジャージーなアレンジを基調とし、新日本フィルハーモニー交響楽団のメンバー達が、際立つ

  センスでお洒落に楽曲を演出してくれています。原曲が分からないほどに作り上げられているテイストとタッチで描き

  出された構成ですが、美しきメロディーラインは不滅であり、現代ならではのサウンド感でリメイクしてみました。

 

 

4 . Moon River 編曲・榊原大

 

  榊原大さんの生まれ故郷である、千葉市が共催した『千葉ライトクラシックス2016 古屋博敏 with 榊原大』で大好評を

  得たライブからの音源で、アンコール1曲目に演奏されたムーン・リバーです。

  原曲は映画『ティファニーで朝食を』の中で、オードリー・ヘップバーンが優雅にふるまったニューヨークの街並みで、

  天真爛漫でありながらも、窓際でギター1本にて歌った彼女の姿が印象的です。今日でも世界で最も愛されている1曲

  と言えるでしょう。 

  古屋博敏 with 榊原大のライブでは、リハーサルはほとんど行われず、当日はほぼ即興でフリージャズの演奏テクニック

  を用いられたセンス光る熱い演奏です。ライブ後のアンケートでも、最も人気の高い1曲となりました。

  

 

5 . Can't Help Falling in Love 編曲・榊原大

 

  同じく『千葉ライトクラシックス2016 古屋博敏 with 榊原大』からアンコール2曲目の音源です。2015年11月30日に

  発売となった『Romance』に収録されている楽曲であり、再度ライブでピアノソロと共に即興演奏にて再現されること

  により、新たな可能性を示しました。

  壮大なライブを締め括るに相応しい、雄大で優美な仕上がりとなりました。

  

© 2017 by Hirotoshi Furuya Official Web Site  All Right Resaved.